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2011年6月

2011年6月29日 (水)

さっさと殺せの山田さんの著作なんて

大臣をクビになった後は印税生活のようです。この男の1年前の言動は忘れません。宮崎県民を再び虚仮にするのかと、怒りが止まりません。

宮崎県で昨年猛威を振るった家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)を描いた小説を山田正彦前農相(69)が書き上げた。タイトルは「口蹄疫レクイエム 遠い夜明け」(KKロングセラーズ刊)。副農相、農相として陣頭指揮を執った山田前農相は「できるだけ事実に沿って書いた」といい、関係者が実名で登場する「ノンフィクション・ノベル」となった。

口蹄疫の時の山田については、下記を参照してください。

http://ayoshidamd.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3455.html

まるで、日本の種牛が商売の邪魔だ、と言わんばかりでした。

今回の著作では、どうせ民主党政権は悪くなかったということを書き連ねているに決まっています。

おそらく、宮崎県では殆ど売れないでしょう。

2chでは不買運動が起こるのではないかと思います。

いずれにしても、こんな男の老後に協力する意思など1mmもありません。

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ゼネストなんかする国で

今までの政府の放漫財政は非難されて然るべきですが、それを容認してきたのは間違いなくギリシャ国民です。ツケを払う段階になって仕事をサボるなど、自分の首を絞めているとしか思えません。

[アテネ 28日 ロイター] ギリシャで28日、緊縮財政計画に反対する大規模ストライキが始まった。また、アテネ中心部で行われたデモでは参加者の一部が警官隊と衝突した。

 国会議事堂前の広場では、デモに参加した一部の若者グループが警官に投石するなど暴徒化し、警官隊は催涙ガスを発射して沈静化を図った。

 労働組合は48時間のストを開始。アテネでは公共交通機関などのサービスに加え、多くの民間企業も業務を停止している。

 ギリシャ議会は、歳出削減や増税、国有企業の民営化などを盛り込んだ中期財政計画の採決を29日に行う見通し。

国債の金利が28%になっているという状況は、ギリシャが、サラ金から借りる個人と同程度の信用度に堕ちているということです。

ギリシャ国民、デモとかストとかして、俺たち格好イイ! とでも思っているのでしょうか。自分の国の置かれた状況をしっかり理解していれば、問題解決のためには働かなくてはいけないと分かるのに。

こんな国に対していくら融資しても貸し倒れが増えるのは目に見えています。

ユーロはどれだけ下がるのか、投資家としては注目しています。

金利28%の借金を、利息を付けて返すことが出来なければ、ユーロを同じだけは切り下げなくてはならないのは道理です。

日本の借金も大概ですが、この国民性という一点において、この国はギリシャのようにはならない、という希望も見えてきます。

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2011年6月27日 (月)

民主党政権では到底不可能

普天間基地の辺野古移設には微妙な立場だった仲井真知事も、日米合意の蚊帳の外に置かれては頭に来るでしょう。こんなことをやっているから全然進展しないのに。菅直人に解決出来る問題ではありません。

菅首相は27日午前、沖縄県の仲井真弘多知事と首相官邸で会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を協議した。

 首相は21日の「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」で同県名護市辺野古に建設する代替施設の工法が決まったことを受け、「早い段階で(普天間を)返還するには、私の言っているやり方以外では決まらない」と、辺野古移設の推進に理解を求めた。仲井真知事は「極めて難しく、時間がかかる」と拒否した。

思えば、中部電力が、菅直人による浜岡原発「停止要請」なんかを聞いてしまったから、菅直人が勘違いしてしまったんでしょうね。

根回しなど何もせずにぶち上げることをトップダウンのリーダーシップと勘違いして、何でも言えば良いと調子に乗っているのでしょう。

中部電力の件は、まさしく世の中が原発に対して強い不安を感じているところに「停止要請」したから通りましたが、普天間基地問題は、拗れに拗れているところです。「2プラス2」という沖縄県民不在の会議で決まった事なんて、沖縄県としてはノーと言うしかありません。

逆に言えば、自民党政権が14年掛けて合意に漕ぎ着けたことが、奇跡に値することだったのでしょう。

普天間基地問題解決には、次の政権交代からさらに15年くらいはかかりそうです。

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2011年6月24日 (金)

関係者に感謝

危険な状態にあった高速増殖炉もんじゅですが、関係者の努力により今朝、危機を脱することが出来ました。作業に当たった方々に感謝の意を表します。

日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えた。炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ。

自分の先日の記事、

http://ayoshidamd.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-4c84.html

に述べていましたが、もんじゅの炉内の中継装置が抜けなくなり、引き抜き作業に24回も失敗していました。

引き抜きが出来ないと原子炉は運転どころか廃炉にもできず、大地震が起こったら大爆発のおそれもありました。

事故発生から10ヶ月も経って今朝ようやく、引き抜きが成功しました。ようやく一安心です。

さてこれからどうする? という問題もあります。

今の反原発の空気の中では、運転再開は厳しそうです。

しかし、ウラン枯渇後の次世代エネルギー源として、研究を進めたいという思いもあります。

かと言って、もんじゅのある敦賀市は活断層の上にあるので大地震が起これば大変なことになります。

非常に難しい問題ですが、現実解としては、厳重な安全確認を施した上で運転、というところではないかと思います。

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2011年6月23日 (木)

この夏の節電・経済の両立方法

不景気は良い物が安いので考えようによってはチャンス、と誰かが言っていた気がします。自分はこの夏は集約がキーワードと述べてきましたが、記事のキャンペーンはそれに合致したものです。

東京都内の高級ホテルが7月から9月ごろまでの期間限定で、3泊4日や5泊6日といった連泊利用に的を絞った格安プランを提供している。節電対策として夏休みを延長する企業が相次いでいるため、連泊需要が増えると判断。暑い夏を都内で優雅に過ごしたいというファミリー層の取り込みを狙う。

グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)はツインルーム3泊(2人利用)のプランを7月1日から9月4日まで、定価の約6割引きに当たる3万9000円から提供する。食事は別料金だが、水族館やプールなど周辺施設の利用券がつく。

(中略)

 プランの商品名は「夏季“休家”節電ロングステイプラン」と、節電をアピール。「大型の空調システムで効率的に冷やすので、自宅のエアコンよりも電力を65%近く削減できる」といい、夏場の電力不足に関心の高い層を呼び込みたい考えだ。宿泊客には、首を冷やす「冷感ベルト」などの清涼グッズを配るサービスも展開する。

この夏の電力危機を乗り切るために、自宅のエアコンを使わないことは重要ですが、

我慢するのではなく外出するべきです。

その受け皿としてはショッピングモールや遊興施設を考えていましたが、このようにホテルを拠点として、日中は周辺施設で遊ぶ、というのも良いと思いました。

TDRもそうですが、これほど安くしないと客が来ないというのはデフレ加速で良いとは言えないのですが、みんなが自粛して経済が停滞するよりは大分マシなので、皆さん、夏は大いに出掛けましょう。

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2011年6月20日 (月)

日本の悪平等の弊害

サラリーマン健保組合の問題について書こうと思ったら、雑誌記事アクセスランキングの方にもっと興味深い内容があったので、こちらについて書いてみます。サラリーマン健保組合の問題は、ちょっとどうしようもないもので・・・

息子がある日、いった。

「中学の理科の先生がね、『しっかり勉強しないと、大学に行けないわよ。そしたらアンタたち、一生、マクドナルドでハンバーグを焼き続けるか、スクールバスの運転手になるしかないんだからね』って、クラスの皆に説教したんだよ」

この引用以降、日本では違和感のあるこの発言も、アメリカでは普通に受け入れられているのだそうです。

友人が説明してくれた。「どんな仕事を得るかも、年収をいくら稼げるかも、本人の努力の結果、と考える国だからね。『一生涯、ファストフードの店員』なのは本人の責任であって、彼らを見下しても差別とは見なされないのよ。だいたい『職業に貴賤なし』なんて、アメリカじゃ誰も信じてないかも……」。

 うーん、確かに、高卒より大卒、大卒より大学院卒のほうが年収が高いこの国の現実を「学位偏重社会」と批判する人なんて見たことないもんな~。努力し、自己投資した者が得る当然の結果ってことなんだろう。

思い出すと、自分が子供の頃、勉強をサボっていると、父から、

「こんなことでは一生すかいらーくの皿洗いだぞ」

と脅されました。

当時は皿洗いを馬鹿にするのかと憤慨したものですが、社会人になってみると理解は出来るようになりました。きっと資本主義の真理を突いた言葉だったのでしょう。

誰でも知っている福澤諭吉先生の「学問のすゝめ」ですが、「天は人の上に人を造らず、(以下略)」とは言うものの、現実には貧富貴賤の差が存在する。だから勉強し、一身さらには一国の独立を獲得しよう、というのが主旨です。

貴い仕事と賤しい仕事の区別は、よく考えると結構難しいです。

自分の医師の仕事だって、貴いと言われる方ですが、世間の風当たりは強いし、時代によっては賤業だったりもしました。

学問のすゝめでは、現場の人間よりも人を使う仕事の方が貴いと言っていますが、福島第一原発の吉田所長が菅直人よりも劣るとは思いません。

「学問のすゝめ」には、「活動家」に対する評価は書いてなかったような・・・

収入や動かせる人数は大きな指標だけど、どうもそれだけではないような気もします。

今の自分の考えですが、いわゆる賤業の人でも、誇りと向上心を持って仕事している人は、尊敬できると思っています。一見単純労働しかしていない人でも、「工夫と改善」で良い仕事をする人は素敵に見えます。

とは言え、職種によって「工夫と改善」の余地の大きさに違いがある気はするし、そういう精神を持っている人間ほど高い地位に昇りやすいというのも真実でしょう。

そんな中で、たまたま首相に「なっちゃった」人もいるわけで。その人が貴いかどうかは、その人の言動や実績によって判断されることになるのでしょうけど。

今の人が貴いと判断できる材料は、今のところありませんね。

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2011年6月17日 (金)

ザルに水を汲むようなギリシャ問題

去年から発覚したギリシャの財政問題は、根本的な解決は何ら行われていません。そんな状況で融資だけ続いても、破綻が先延ばしになるだけの話で、不良債権は更に増大します。もはやデフォルトしかないと思います。

【マドリード=木村正人】財政再建が難航しているギリシャ問題で、欧州連合(EU)のレーン欧州委員(経済・通貨担当)は16日、金融危機の再来を防ぐため、EUが国際通貨基金(IMF)とともに5回目となる融資を7月初めに行う見通しを明らかにした。同国のパパンドレウ首相は15日、緊縮策の実行に向けて、自らの辞任を条件に最大野党との大連立を働きかけたが失敗。市場でギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が広がっていた。

ギリシャでは、労働者のうち公務員が25%を占めていて、しかもかなりの高給ということです。財政再建のためにこれを削ろうとしたら暴動が起きて政局が混乱、何の対策も打てなくなっています。

そして、この問題は、ギリシャの国債を保有するEU各国に飛び火する勢いです。記事ではアイルランド、ポルトガルとありますが、他にもイタリアやスペインも含めて、お互いに国債を持ち合っているので、一国が破綻すれば次々に飛び火することになります。

ギリシャが民主主義国家で強引な財政再建に取り組めない限り、この流れは避けられないでしょう。

そして、そのような財務構造的な問題は、日本としても対岸の火事ではありません。

為替相場のユーロ/ドルは、乱高下しています。

ギリシャ問題は去年5月に注目を浴びてから今まで、何も解決していない問題です。

それなのに、ちょっと前までは明るいニュースでユーロが上がり、暗いニュースでドルが下がり、とにかく何でもユーロ上げの材料にされてEUR/USDは1.5の手前にまで上昇していました。

しかしゴールデンウィークが明けて、流れが変わってきました。最初はユーロの利上げが予想より遅れそうだ、というニュースがきっかけのようでしたが、今週あたりから、いよいよギリシャが駄目そうだ、という話がクローズアップされ、下落が加速しています。

自分に言わせれば、欧州の財政問題こそが本質で、EUR/USDが1.5まで上がることが異常事態なのです。

投機筋が、情報を出すタイミングを自分達に都合の良いように調節して利益を上げているのではないか、と勘繰りたくなります。

そんな中で個人投資家が利益を出すには、経済の本質を捉えた上で、長期・低レバのトレードを心掛けることが必要なのだと思います。

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2011年6月15日 (水)

反原発は絶対的正義じゃけん

菅原文太がカッコイイことを言ったような感じですが、中身は何もありません。同盟を組むためにはお互いに足りない物を補い合う実利が必要です。こんな同盟では、結局は「持つ者」の迫害を受けて、破れかぶれの戦争に突入するだけです。人類は歴史に学ばなくてはなりません。

俳優・菅原文太(77)が14日、都内で行われた「岩手、宮城、福島の被災者のための『ふるさと支援』発表会見」に出席し、「反原発三国同盟」の結成を提案した。12、13日にイタリアで行われた原発再開の是非を問う国民投票で90%以上が「反対」だったことを受け、先に脱原発を宣言していたドイツとともに団結して流れを作っていくというアイデアを披露。「日本でも原発の是非を問う国民投票を」と呼びかけた。

不思議な話です。

ナチス及びその関連語句にはネガティブなイメージが強く、その言葉を出すだけで周囲から強い非難を受けるのが通常です。それが今回、「三国同盟」という言葉を出しても非難されない。言い換えれば、今、世の中は反原発のためにはナチスを肯定しても許されるというのです。

実際のところ、こんな同盟に意味はありません。ドイツとイタリアはフランスへの依存度を強める結果になりますから、フランスがヘソを曲げたら致命傷を受けます。同盟を組むなら、むしろフランスと組まなくてはならないのです。日本なら、産油国への依存が増すわけですから、原油を生産しない国と組むことにメリットはありません。

少なくとも、短期的に原発を全廃することには、デメリットは多々あってもメリットは殆どありません。

今回の震災では、運転休止中の原発でも事故が起こりました。

また、国民が知らなかったと言っても、廃炉にするのに掛かる時間・費用が非常に大きいのは厳然たる事実です。急に止めたら、この国の産業が崩壊します。

反原発の現実的な道筋は、代替エネルギーを導入しながら計画的に全廃に持っていくというものでしょう。

それを提案しないで単に原発ノーと叫ぶだけの人間は無責任というものです。

或いは、何者かの差し金でしょうか。

反原発で利益を得る勢力を考えてみましょう。

・まずOPEC。産油国としては、当然ですが石油は高く売れた方が嬉しいに決まっています。

・次に投機筋。原油先物の価格は、最近は115ドル近くのピークを付けてから下落、現在は100ドルを割り込んでいます。彼等がまだ抱えているとしたら、売り抜けるチャンスを狙っている筈です。先日のイタリアの国民投票での「原発ノー」で、一斉に売り払ったかも知れません。

・そして中国。イタリアはともかく日本・ドイツのような先進工業国の没落は中国にとって躍進のチャンスです。中国では、反原発の国内世論は封殺できますし、最近は原発を排除しない声明を出したばかりです。

今大事なのは結論を出さないこと。原発推進も反原発も、情報公開と現実的な提案を出す。そしてゆっくり議論し、結論を出すこと。

それしかないでしょう。

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2011年6月13日 (月)

結局元の案に・・・戻ってないけど

「最低でも県外」は、政権詐取前のキャッチフレーズでしたが、ブーメランの如く見事に元の自民党案に戻ってきました。しかし、覆水盆に返らず。振り出しに戻ると言っても、15年以上も戻ることになろうとは、民主党に投票した人達は予測できたでしょうか。

北沢俊美防衛相は13日午前、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、同県名護市辺野古に建設するとした米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の代替施設について、V字形の2本の滑走路で調整することを正式に伝えた。 

普天間基地問題は、自民党政権下で14年掛けて辺野古移転・V字滑走路案で地元・米軍との合意を取り付けていましたが、2009年の総選挙では、鳩山党首の「最低でも県外」という言葉に乗って沖縄県を含め民主党の圧勝となりました。

しかし、鳩山政権では、その主張はアメリカに受け入れられず、かといって一旦「県外」に傾いた住民感情も戻すことが出来ず、しばらく棚上げになっていました。

今回の話は、結局、自民党政権が橋下から麻生までかけて時間を掛けて沖縄県民を説得して成立した「現行案」に戻ることになった、というものです。

しかし、元に戻らないものもあります。

沖縄県民の感情は、既に「県外」の意識が強く、民主党政権への失望も広がっています。

名護市長は移設反対です。

沖縄県の国会議員に移設賛成はいません(自民党も含めて!)。

これらを全て変えなくては、辺野古移設は成りません。

そう考えると、普天間基地移設問題は現在、15年前のスタートラインにすら立っていない、と言えます。

再び合意が成立し、工事が終わるまでの間、普天間基地の危険はそのままです。

その間に大事故が起きたら、どうしてくれるのでしょう。

民主党議員は涼しい顔をしてジミンガーなんでしょうかね?

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2011年6月12日 (日)

2011年12月東京ディズニーランドの混雑予想

最近は、首都圏割引キャンペーンの影響か、週末はランドで120分、シーで90分程度の待ち時間が発生しています。震災から少しは回復しつつあるでしょうか。

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2011年6月10日 (金)

節電と経済と暑さ対策の両立を考える

既に結構暑い日もあります。これから夏に入りますが、原発再開に消極的な自治体が多く、電力事情は危機的です。我々は知恵を絞ってこの夏を乗り切らなくてはなりません。

気象庁は10日、最高気温35度以上の猛暑日が予想される場合、事前に注意を呼びかける「高温注意情報」を新たに設けると発表した。

 来月中旬からスタートさせる。

 今夏は福島第一原子力発電所事故の影響を受け、節電で冷房が控えられ、熱中症になる人が増える可能性があるとして、同情報の発表を決めた。同庁は「熱中症の危険をよりはっきり伝えたい」としている。

 同情報は、北海道と沖縄を除く地域が対象。関東甲信や東北といった「地方」ごとのほか、「都府県」ごとにも発表する。「地方」は前日の午後5時、「都府県」は当日の午前5時と同11時のいずれかに、該当する地域と予想最高気温を示す。向こう1週間で猛暑日が予想される場合も、数日前に「高温に関する気象情報」を出す。

 今年6~8月の平均気温は、西日本を中心に平年並みか平年以上になることが予想されている。

「高温注意情報」・・・天気予報みたいなもので、これ自体には節電効果も無ければ熱中症を防ぐ力もありません。

大事なのは、我々がどう行動するかです。

もう一つ大事な点、経済に貢献する、も忘れてはいけません。

以上を踏まえて述べてみます。一般的に言われているものは省きます。

・エコ家電を買って使う。

・暑い時間帯は出来るだけパソコンをoffにする。

・専業主婦の昼食は外食。

・お年寄りを公民館などに集める。

・レジャーの外出は一家で積極的に。

ざっとこんなところでしょうか。

他にも色々あるでしょう。

みんなで知恵を出し合って、賢く夏を乗り切りましょう。

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2011年6月 8日 (水)

譲歩したつもりかも知れないが全然ダメ

菅直人が、震災復興に真面目に取り組まず、数々のバッシングにもかかわらず居座り続けている理由の一つと思います。こんないい加減な人権侵害救済機関には、断固反対です。

民主党の「人権侵害救済機関検討プロジェクトチーム(PT)」(座長・川端達夫衆院議院運営委員長)は8日、「人権侵害の定義があいまい」であることなどから、表現の自由の侵害につながりかねないとして反対・慎重論が根強い人権救済法案に関する中間とりまとめ案をまとめた。「人権救済機関」を公正取引委員会などと同じく強い権限を持つ3条委員会として設置し、人権委員を日本国籍所有者から任命することを提言している。

 ただ、各都道府県に置かれる人権擁護委員の要件は「地方参政権を有する者」としており、将来的に永住外国人に地方参政権が付与された場合、外国人が任命される可能性もある。

記事全体を読むと、反対意見や慎重論に対してそれなりの配慮が認められる内容ではあります。

それでも絶対ダメと言い切れるのは、

人権擁護委員の要件は「地方参政権を有する者」

だからです。

人権は全国的な話なのに、なぜ「地方参政権を有する」のが要件なのか。

これこそまさに、民主党政権の多くの幹部が希望している外国人参政権とリンクしている問題なのです。

国政の参政権はハードルが高いけど、地方参政権だけは何とか認めさせて「人権」をテコに日本の言論弾圧を強行しようという意図が見えてきます。

人権救済機関、絶対反対です。

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2011年6月 6日 (月)

首相は誰がやる?

「大連立」は、震災復興のための現実解なのでしょうが、誰が首相になるのかが大きな問題です。また、菅が何時退陣するのかも決めかねているような様子です。順調に禅譲が行われるのか、油断できません。

枝野幸男官房長官は6日午前の記者会見で、民主党と自民党の「大連立」構想について「(東日本大震災や原発事故に)スピード感を持った対応を進めていくため、国会で幅広く協力が頂ける体制が望ましい」と述べ、前向きな考えを示した。民主党の岡田克也、自民党の石原伸晃両幹事長も期限付きの大連立を目指す考えを表明。菅直人首相が今夏中に退陣する意向を固めたのを受け、大連立に向けた機運が高まりそうだ。
 自民党が6月中の首相退陣を求めていることに関し、枝野長官は「菅内閣として震災対応に一定のめどをできるだけ早く付けるべく全力を挙げる」とした上で、具体的な退陣時期については「常識の範囲内で皆さん共有できる」と述べるにとどめた。 

菅の退陣時期については、随分揺れています。

鳩山との会談を「めどが立ったら」という約束で切り抜け、後から来年かもなんて言い出して大顰蹙を買いました。

もしかしたら鳩山が激怒したのが決め手だったのでしょうか。本人よりも、事前の密談の参加者である北沢が「辞任前提でしょう」なんて腰砕けになって、枝野も長くないと言いだし、やはり早期退陣、という流れになってきました。

それでは次の首相は誰か。混乱を防ぐためにも事前に決めておかないといけないと思いますが、ポスト菅は人材難です。

仙谷はsengoku38の件で野党から問責を喰らった身です。

前原は在日の方からの献金を白状しています。

岡田・枝野は菅政権を支えた共犯者です。

小沢一派の台頭は現執行部が許さないでしょう。

あとは、能力不足だけど思想の健全な野田でしょうか? 無能でも人任せが出来れば政治はそれなりに機能します。

もっと良いのは自民党です。ノウハウを持った集団の方が復興は早まります。

麻生太郎なら実績十分だ!

復興「利権」を問題にする人も居ますが、利権は何にでも発生するものです。

むしろ、利権が発生するほど復興させてくれるなら今よりは余程マシに思えます。

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2011年6月 4日 (土)

菅の延命のための方便であって欲しいレベル

このタイミングでこのニュースというのは、菅政権の延命工作のためと思うのですが、そう思わないとやってられないくらいの放射線量です。手の付けようのない状態です。

東京電力は4日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋1階南東部の床を貫通する気体輸送用の配管周辺の隙間から湯気が上がっているのを、調査に入った米国製ロボット「パックボット」で確認、撮影したと発表した。

 湯気が立ち上っている周辺の放射線量は、最高で毎時4000ミリ・シーベルトで、3月11日の事故発生後に測定された中では、最も高い数値だった。3分余りで作業員の被曝(ひばく)限度である250ミリ・シーベルトを超え、15分間続けて作業すると、吐き気など急性放射線障害の自覚症状が出るレベルだ。

 1号機では、格納容器から汚染水の漏出が続いている。

 東電では、格納容器の下部にある「圧力抑制室」付近から漏れ出した、約50度の汚染水から湯気が発生、1階に噴き出していると見ており、「今後、継続して監視する」と話している。

4000ミリ・シーベルトは4シーベルト。

個人差はあれ数十分の曝露で人が死ぬレベルです。

こんな所で作業は出来ません。

原発問題収束が大きく遠のきました。

おそらくこれは、今に始まったことではない筈です。

それをこのタイミングで発表したと言うことは、菅の発言の、「震災や原発にめどが立ったら辞任」というところで、

めどが立たないから当分居座ります。

宣言でしょう。

菅のあの発言は、震災復興に対して負のインセンティブとなっています。

何もしなければ居座れるという。

いずれにしても救いがたいです。

鳩山は菅を降ろす唯一最大のチャンスを逃してしまいました。

この国の震災復興は成るのでしょうか!?

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2011年6月 3日 (金)

宇宙人には理解不能だった

この鳩山発言、正しいけれど「お前が言うな」と突っ込んでおきます。むしろ、菅直人のような人間は、我々庶民の方が慣れているので、彼よりは理解出来ているのではないかと思います。

鳩山由紀夫前首相は3日午前、菅直人首相が早期退陣を否定していることについて「きちっと約束したことは守るのはあたり前だ。それができなかったらペテン師だ」と述べ、激しく非難した。都内の自宅前で記者団に語った。

 鳩山氏は2日昼の民主党代議士会直前に首相と面会した内容に関し「復興基本法案の成立と平成23年度第2次補正予算案の編成のめどがたったら(首相の座から)お引き取りいただくということに、首相は『結構だ』と言った」と強調した。

 その上で「不信任案(採決の)直前には辞めると言い、否決されたら辞めないと言う。こんなペテン師まがいのことを首相がやってはいけない」と指摘。「人間としての基本にもとる行為をしようとしているのなら、即刻党の規則の中で首相に辞めていただくように導いていかなければならない」と述べ、両院議員総会を開いて首相に早期退陣を求める考えを示した。

不幸なことに、菅直人には人格的に多々問題があります。ちょっと調べたところでは、

・自己愛性人格障害 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3

・反社会性人格障害 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%80%A7%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3

の基準に当てはまりそうな気もします。

話は変わって鳩山由紀夫ですが、彼は生粋のお坊ちゃまです。彼こそKY(空気読めない)だと思うのですが、彼のその環境では空気を読む必要が無かったのです。

我々のレベルでは空気を読めないのは人間関係的に致命的で、素質の無い人でも何とか努力して空気を読むようになるものです。

我々の人間関係では、菅直人のような人は少数ながら存在します。この人の言うことは信用出来ない、という人は誰でも思いつくはずです。

しかし鳩山由紀夫はあまりにも偉すぎて、常に回りが気を使っていたので、今まで菅のような仕打ちをする人は居なかったのでしょう。

だから、今回の件で菅に対して怒り心頭なのです。

民主党代議士会の中継を見ていた自分は、辞任時期を明言しない菅に対して鳩山が猶予を与えたように発言したのを聞いて、何と甘いんだと思いました。鳩山にとっては、今回の菅のような手のひら返しは人生初のことだったかも知れません。

竜頭蛇尾だった不信任決議にも、まだ続きがあるかも知れません。

鳩山さんの今後の活躍に期待したいと思います。

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2011年6月 2日 (木)

本性が透けて見えた不信任案否決

不信任案否決は想定通りでしたが、政界再編の道筋は全く見えないままで終わりました。あと2年は現体制が続くのでしょうか。日本にとっては不幸と言う他ありません。

菅内閣に対する不信任決議案は2日午後、衆院本会議で採決され、賛成152、反対293(投票総数445、過半数223)で否決された。菅直人首相が民主党代議士会で自発的な退陣を表明したことを受けて、小沢一郎元代表が「首相から今までなかった発言を引き出したのだから自主的判断でいい」と支持派議員に不信任案に賛成しないよう呼びかけたため、民主党内からの大量造反はなかった。ただ松木謙公元農水政務官が賛成票を投じ、小沢氏は本会議を欠席した。

時期を明言しない自発的退陣には何の意味もありません。

震災の復興や原発の始末の「一定のめど」など、全く曖昧な表現だからです。

こんな言葉で不信任案賛成を取り下げた鳩山と小沢には、がっかりです。

特に小沢は逃亡し、身代わりに松木謙公を置いていきました。

小沢一郎というのはそういう人間なのです。

ピンチに陥ったら誰かを犠牲にして逃げるのです。

そんな人間には、今後とも権力を与えてはいけません。

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解散・・・望むところだが・・・しかし

仮定の話としては面白いです。しかし、それは菅直人にとっては自殺行為。現実的では無いと考えます。造反を防ぐためのハッタリと見る方が良いような気がします。さて、今日の採決結果に注目です。

不信任案が可決されれば、菅首相は衆院解散・総選挙に踏み切る構えを見せている。

 党内には、東日本大震災で東北地方を中心に壊滅的な打撃を受けたことで、衆院解散・総選挙は事実上、不可能だと見る向きもある。しかし、首相はすでに総務省幹部と協議しており、衆院選は実施可能だとする政府の立場を明確にしようとしている。首相に近い議員の一人は「首相は反対する閣僚を全員罷免してでも、解散するつもりだ」と強調する。

 首相周辺には、大量の造反者を除名処分か離党勧告処分とし、その選挙区に刺客を擁立して選挙に臨む構想を口にする向きもある。2005年の衆院選で小泉首相(当時)がとった手法をまねようというわけだが、不信任案が可決され、党内基盤の弱体化した首相に実現できるかどうか、危ぶむ声が強い。衆院を解散した直後、首相が党代表だけを辞任し、新代表が衆院選の先頭に立つ「総・代分離」の奇策も出ている。

不信任案が可決され、解散総選挙となれば、最も良い形になります。民主党は野党第一党にもなれず没落、自民党中心の「ノウハウのある」政権になります。

もしかしたら現職総理の落選すら見られるのではないかと思うと楽しみです。

だからこそ、菅直人の身になって考えれば解散総選挙は無い、と思います。

総辞職して・・・針の筵だろうな・・・でもバッジを失うよりはマシでしょう。

それよりは、この締め付けによって造反議員を減らし、不信任案を否決させるのが本線でしょう。

その場合でも、既に造反を表明している小沢一派は離党せざるを得ず、衆議院2/3を失った与党は自民党に相当の譲歩を迫られるでしょう。

これによって「ノウハウを持った」自民党が重要閣僚をいくつか得て、ようやく震災復興が始まる、というシナリオが現実解と思います。

さて実際にはどうなるか。採決結果に注目です。

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2011年6月 1日 (水)

2011年12月東京ディズニーシーの混雑予想

公式HPでは、年内のパーク開園時間が発表されましたが、

http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdr/schedule/calendar/june_j.html

全く気合いが感じられません。

後日訂正されるのでしょう。

例年はクリスマスと言えば混雑しますが、震災の影響で今年はどうなるか。

通常、クリスマス3連休の中日24日は大混雑と予想します。

むしろこの国の経済のために混雑して欲しいと思います。

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