超越者が日本を導く
日本サッカー、南米選手権の辞退には落胆していました。だからこそなのでしょう。キング・カズが主力を招いて晩餐会を開くようです。日本代表メンバーには非常に大きな意味を持つイベントになるのではないかと思っています。
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(44)が、欧州で激闘のシーズンを終えて帰国中の日本人選手と晩餐(ばんさん)会を計画していることが25日、わかった。すでに日本代表DF長友佑都(24)=インテル・ミラノ=らに招待メールを送り、同主将MF長谷部誠(27)=ウォルフスブルク=を幹事役に日程を調整中。1年間の慰労とさらなる飛躍を願って、“カズ魂”を注入する。
キング・カズこと三浦知良選手は、言うまでも無く日本サッカーの大・功労者です。ブラジルでの武者修行、Jリーグ立ち上げ時の看板選手、ドーハの悲劇、セリエA挑戦、まさかの代表落選、J2降格、最年長得点など、数々の栄光と挫折(挫折の方が多いのか??)を経験してきました。
サッカー界に対しては複雑な思いもあるでしょうが、このように後進の育成に力を入れてくれることには頭が下がります。きっと現役選手にとっては勉強になることが多いに違いありません。
話は変わりますが、アメリカの心理学者であるアブラハム・マズローが提唱した、「欲求段階説」というものがあります。
人間の欲求は低次元なものから1生理的欲求、2安全の欲求、3所属と愛の欲求、4承認の欲求、5自己実現の欲求があるというのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96
後に、さらにその上に「自己超越」という段階があると発表しました。
どんな人かというと、ありのままに生きている、落ち着いている、深い洞察力、創造的、聡明、視野が広いなどが特徴です。
キング・カズは、若かりし頃はともかく、現在ではまさに「自己超越」の境地にあるのだと思います。他の一流アスリートでも社会貢献を行ったり謙虚な言動を身に付けた人達がちらほら見受けられますが、同様に当てはまるのでしょう。
そんな人物像が自分の目標です。
物欲に塗れた自分ですが、ブログを書くようになって4年近く経ちます。色々な物事を調べ、考えていくうちに、少しは見えてきたような気がします。
もう10年くらいしたら入れるようになるだろうか。
頑張ってカズのような立派な人間になりたいと思います。
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コメント
先生は、困っている方を毎日救っているので既に自己超越という段階なのではないでしょうか?
生きるためのに生きている人。
人に認めてもらいたくて生きている人。
どう生きるかは、自由なのですが、どう生きるかを考えるのはとても有意義だと思っています。
科学的な話ではないのですが、大多数の人は幸せになりたいと思っていると思います。
しかし、幸せって何かを考える事は難しいです。お恥ずかしいですが、就職活動をする時に、自分は何がしたいんだろう?と初めて考えたのを思い出します。
個人的には、人間は完璧な個体には成り得ない生き物なので、自分のためより他人のために生きられる人の方が豊かかな?なんて勝手に思っています。
自分のため、家族のため、友達のため、自分の地元の人のため、国のため、世界のため、地球のため。
自分の周囲を広げられる人になりたいと思います。
投稿: インスリン系MR | 2011年5月27日 (金) 17時10分
コメントありがとうございます。
自分如きはカズの足元にも及びませんが、少しずつ助けられる範囲を広げられたらと思っています。
投稿: プー | 2011年5月27日 (金) 20時48分