まずは原発を守って
2日続いた大きな余震ですが、実は後に起こる大地震の前触れかも、と思わせる記事です。とにかく原発の電源喪失対策だけはしっかりやって欲しいところです。
東日本大震災の震源域の東側で、マグニチュード(M)8級の巨大地震が発生する可能性が高いとして、複数の研究機関が分析を進めている。
日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が強くなっているためで、早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。
3月11日の大地震は、海溝型地震と言い、太平洋プレートが日本側に進むにつれて生じるひずみを修正する動きに伴って起きたものです。
その部位ではひずみは修正されるけれども、そのひずみを周辺に押しつける形になります。
そのひずみの修正の動きが余震である、と自分は理解しています。
今までの余震は3月11日のものより西側、時には陸地(?)で起こったものばかりですが、大地震のひずみは東側にも当然あるはずです。
それを修正する動きが近いうちにあるだろう、という警告だと思います。
それは、広い意味では余震であり、3月11日の規模よりは小さいはずですが、震災で傷んだ建物あるいは人間心理には危険と思われます。
特に原発です。3月11日の津波以後に傷みまくった福島第一原発が、再び来る津波に耐えられるのか。
津波の瞬間はともかく、津波が引いたらすぐに電源を再開できる手立てを準備して欲しいです。
我々は将来地震を克服できるのか。
全くの素人考えですが、1000年に一度M9の地震が起きるようなプレートのズレが必然的に生じるならば、毎年1回、M7クラスの地震を計画的に誘発すれば今回のような大地震が起こらなくて済むのでは、と思います。
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コメント
確かに、計算上、M9とM7の間には、2の10乗のエネルギー差があり、M7はM9の1024分の1のエネルギーなので、1000回あったら、ほぼイコールですね。
ただ、地震を人工的に起こす方法が難しそうですね。
先生のアイディアがありましたら、聞きたいです。
不謹慎な話ですが、
地震があって人生で初めてプレートが動いている事を実感しました。
地球も生き物みたいですね。
投稿: インスリン系MR | 2011年4月14日 (木) 14時57分
コメントありがとうございます。
まさにそこが難しいです。
爆発でもさせたら良いのか、
専門家なら分かるかな? と思います。
現代の技術でないことは確かです。
投稿: プー | 2011年4月14日 (木) 16時17分