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2011年2月21日 (月)

景気回復と食糧バブルの自縄自縛

この国にいるとあまり気になりませんが、食糧の高騰は世界中で問題になっています。中東を中心に起こっている暴動の大きな原因でもあります。しかし解決は容易ではありません。

19日に閉幕した主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、主要議題として食料高騰が取り上げられ、穀物など商品市場の透明性を高めることなどで各国が合意した。各国は貧困国の政情不安や新興国のインフレなどへの危機感を高めているものの、先進国と新興国などの利害が対立し、食料高騰がもたらす危機回避のための協調は容易ではない。【パリ谷川貴史、カイロ伊藤智永、北京・米村耕一】

今回の食糧高騰の原因は、飢饉ではなく、商品バブルです。

リーマンショックから景気を回復させるために日本以外の各国はお金をたくさん発行して、市中にお金が回る政策を採っています。

そのお金が少なからず食糧を買う方向にも向かっているのです。

食糧の値段が上がったために貧しい人にとっては日々の食事に困る状況に陥っています。

これを解決するには、各国が利上げして市中のお金を回収しなければなりません。

しかしそうすると景気が冷え込んでしまいます。

歴史を振り返れば、1929年の世界恐慌では、それ自体よりも景気対策の後始末のために金融引き締めを行ったところで真の破局が訪れたのです。

最近、中国では急ピッチに利上げを行っています。こちらでは食糧はもちろん住宅価格も高騰して庶民の手の届かない所に行ってしまっています。金融引き締めは止むに止まれず行っていますが、さじ加減を間違えると一気にバブル崩壊に陥る危険もあり、難しいところです。

中国でバブルが崩壊したら、それは世界の不景気です。

世界恐慌の後では、戦争が起こっています。

我々は歴史の教訓に学んで正しい方策を打てるのでしょうか?

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