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2010年9月29日 (水)

だからといって医学部増設は下の下策

「現状において」この国に医師は全然足りていません。それは真実です。しかしこれを医師の増員と直接結びつけてはいけません。

医師不足の実態を把握するため、厚生労働省が全国の病院と分娩取り扱い診療所を対象に行った調査の結果が明らかになった。それによると、各施設が担う診療機能を維持するために確保すべき医師数は、全国総数で現員医師数16万7063人の1.14倍となる19万1096人で、約2万4000人の医師が不足していることが明らかになった。

医師(免許保持者)の総数は25万人くらいと習った気がするのですが(10年以上前です)、Wikipedia「医師不足」によると今は29万人くらいのようです。「現員」つまり実働でしょうけど、17万人くらいしかいない、ということは、随分と現場を離れた医師がいるのだと驚きます。

ということは、

現場を離れている医師を呼び戻すだけで結構足りてしまう

ことになります。

それは簡単ではないでしょうけど、医学部増設するよりは余程楽なはずです。

医学部増設などしたら、それに係るコストは膨大で、その教員として多数の現場医師が引き抜かれ、それでも医師育成に10年は要し、一旦増やしたら削減は大変困難です。

むしろ、このデータを見てなお医学部増設を叫ぶ者は、その利権に与る者なのでしょう。

さてそれから、もう少し将来を見据えた場合ですが。

医師を増やさなくても相対的に医師余りになります。

なぜなら、この国が国債を発行出来なくなった時に医療費の総枠が激減するからです。

国民健康保険制度、少なくとも老人医療は崩壊し、寝たきり老人を中心に今までのような医療が行えなくなります。そういう人達が次々に亡くなれば、患者数が激減することになります。

これでも「まだマシな」シナリオです。最悪の結末を考えると寒気がします。

これから老人になる人達には厳しい時代が待っています。

今から健康管理に心掛けましょう。

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