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2010年9月 3日 (金)

「高コレステロール=長寿」だけでは誤解を招く

この記事には真実も含まれていますが、大事な部分を隠しているので、素人が読むには有害です。コレステロールの話は単純ではないのです。

3日から愛知県で開かれる同学会で発表する。高コレステロールは心臓病や脳卒中の危険要因であり下げるべきだとする現在の医療は「不適切」としており、論議を呼びそうだ。

「日本脂質栄養学会」って初めて聞いた名前です。

現在の医療を「不適切」などと断罪するからには、攻撃的な団体と推測します。しかも、「ではどうしたら良い」という現実的な指針を打ち出していないなら、某政権与党と変わらないくらい無責任です。

新しいガイドラインを今日明日にも発表とのこと、見守りたいと思います。

まあ確かに、最近はコレステロールが高い方が長生きという話も出てきています。実際、生物全体で見ても人間のコレステロールは他の動物に比べて高いです。

しかしここには重大な前提条件があります。

それは、糖尿病や高血圧、心筋梗塞の既往、といった、他の問題の無い人なら、と言う大前提があります。

逆に、これらの持病を持つ脂質異常患者さんは、心筋梗塞の危険度が跳ね上がる、というのは確立したエビデンスです。

こういうことを分かっていて読んでいる人は良いです。

しかし、素人に向けてこんなことを発信したら、鵜呑みにして他の病気をひっくるめて放置する患者さんが出てしまいます。

真実を一部しか伝えないことの恐ろしさを実感します。

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