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2010年7月18日 (日)

どの口でそんなことを言う、読売新聞

どう考えても民主党による報復行為なのに、それを隠して宮崎県が迷走などと言い、その一方でお涙頂戴とは、虫酸が走るというものです。

口蹄疫(こうていえき)問題で、宮崎県が種牛6頭の殺処分と埋却を終えた17日午後、所有者の高鍋町の薦田(こもだ)長久さん(72)は報道陣に「守ってやれなかったのは残念だが、畜産農家の気持ちを理解してもらえたと思う。今後は官民一体となって畜産振興に取り組んでほしい」と語った。

一方、宮崎県を非難した読売新聞の社説はこちら。

宮崎県の家畜伝染病・口蹄疫問題で、国と県が対立する事態となっていた民間種牛の扱いについて、殺処分することが決まった。

 しかし、種牛の延命問題を巡る東国原知事の言動は一貫せず、地域の防疫体制を主導すべき首長としての対応のまずさが問われてもやむを得まい。

この件は、宮崎県の民間の種牛を殺処分するかどうかが焦点だったわけですが、政府は断固殺処分すべしと言い、種牛の持ち主は助命を嘆願していました。

「原則は曲げない」と言えばその通りなのですが、参院選前と後で対応が違うことに留意すべきです。

以前話題になった「エース級種牛」の助命の延長と考えれば、日本の畜産のために今回の種牛だって見逃しても良かったわけです。

それをあの時は良くて今は駄目、というのは、宮崎県にとっては手のひらを返したように見えます。

民主党の立場で考えれば、「エース級種牛」は選挙に勝つために大目に見たけど、選挙に負けた今となっては遠慮する理由など無い。中国などから牛を輸入するために日本の畜産を根絶やしにしてやろう、というところでしょう。

農水相の山田正彦も卑怯です。自身のブログのプロフィールからいつの間にか、「中国から牛を輸入」という文言を削除しています。そして日々のブログでは断腸の思いみたいなことを綴っています。

搬出制限の解除を遅らせているのは、宮崎県に対する兵糧攻めです。

そんなことをされたものだから、他の畜産農家を破産させないために宮崎県も薦田さんも泣く泣く殺処分に応じたのです。

これに伴って薦田さんを中心とする移動制限区域は解除されました。

それを「迷走」などと書く読売新聞の悪意には吐き気がします。

本当に、宮崎県の皆さんには同情します。

それと、エース級種牛の無事を祈っています。この際、一頭一頭分けて、政府の目の届かないところに匿っておくべきだと思います。

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