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2010年3月11日 (木)

糖尿病の診断に「HbA1c」は、現場では既に常識

このたび、糖尿病の診断基準(案)が変わるそうですが、自分としては、11年も変わっていなかったのかという方が驚きです。

日本糖尿病学会は10日、過去1~2か月の平均的な血糖値を反映する血液検査値「Hb(ヘモグロビン)A1c」を判定項目に取り入れた糖尿病の新しい診断基準案を公表した。

 従来は特定の日の血糖値で診断しており、食事などの影響を受けやすい欠点があった。HbA1cを組み合わせることで、より正確な診断が可能になると期待される。診断基準の改定は11年ぶりで、5月の同学会学術集会で正式に決定する。

 これまでは、空腹時などの血糖値に基準を設定、検査値がこれを上回ると、別の日に再検査を行い、糖尿病と診断していた。診断基準案では、血糖値とHbA1cの同時検査を推奨、両方の値が基準を上回ると、糖尿病と診断される。

自分なら、ヘモグロビンA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読む。以下、HbA1cと略)が高ければそれだけで糖尿病と診断します。

HbA1cは、偽陰性はあっても偽陽性のない検査です。すなわち、これが高ければ糖尿病と言い切れるものです。逆に、HbA1cが低くても糖尿病でないとは言い切れない場合があります。

但し、最近は、HbA1cの上昇をあまり伴わない「食後高血糖」(空腹時は高くない)の状態でも心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくなることが分かってきており、HbA1cが全てではない一方で、診断基準を厳格化することに意味はあります。

そうは言っても、世の中の病気は糖尿病だけではありません。糖尿病だけ厳格に診断・治療してもみんな幸せにはなれないなあ、と悩むところでもあります。

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