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2010年2月18日 (木)

藤田まことさんの死因に一言

偉大な俳優の死に哀悼の意を表します。

その上で、記事に書かれている病気がおかしいと思います。

時代劇「必殺」シリーズの中村主水役や「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事などで親しまれた俳優の藤田まことさん(ふじた・まこと=本名・原田真=はらだ・まこと)が17日、大動脈瘤破裂のため大阪府吹田市の病院で死去した。76歳、東京都出身。


 藤田さんは2008年5月に食道がんの手術を受け、同10月にドラマ「必殺仕事人2009」の撮影で仕事復帰。その後、リハビリしながら仕事をこなしていたが、「JIN」のクランクイン直前に「慢性閉塞性肺疾患」と診断され、ドクターストップがかかった。

 その後体調も回復し、「時代劇専門チャンネル」のナレーション収録で今年1月に仕事復帰したばかりだった。週3回のリハビリにも励んでおり、今年3月の“完全復帰”を見据え、スタートを切っていた矢先の出来事だった。

藤田さんには複数の病気があったわけですが、この経過は不自然です。

「慢性閉塞性肺疾患」も、「大動脈瘤」も、突然起こる病気ではありません。「食道がん」の手術前検査で既に分かっていることです。

「大動脈瘤」は、破裂の危険があれば手術をする病気です。しかし藤田さんはこちらの手術をせずに食道がんの手術だけ行っています。

おそらく、食道がん手術の段階ではまだ危険ではなかったのだと思います。

しかし、大動脈瘤が危険な段階にまで成長したとき、

「もうあんな痛い思いはご免だ」

と、手術を拒否したのではないかと推測します。人生で2度の大手術なんて、自分だってイヤです。

考えようによっては、破裂即死の病気なら、人間必ず1度は死ぬわけで、その死因としては良い方かもしれません。

しかしながら、大動脈瘤があるのに手術しない、では、世間体が悪いのでこちらを伏せていた、と考えますがどうでしょう。

そして、「大動脈瘤破裂」を防ぐための大切なことは安静と血圧管理です。当然、殺陣などもってのほかです。

それでも仕事復帰に燃えていたのは、俳優魂というものなのでしょう。

仕事が出来なくなるなら死んだ方がマシだ、と考えたとしてもおかしくありません。

「一生現役」を通した藤田さんに敬意を表します。

ただ、これら3つの病気に共通するリスク因子があります。それは、

喫煙

相当なヘビースモーカーだったと思います。

これだけはコントロール可能な事項だと思うのですが、

タバコを止めるなら死んだ方がマシだ。

という人も居るので難しいですね。

ともあれ、故人のご冥福をお祈りします。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

大動脈瘤があるのに手術しない、では、世間体が悪いのでこちらを伏せていた


それって世間体悪いですか?
尊厳死=尊厳生ではないのですか?
生の延長線上に死があるのですから、死に方にだって個人の尊厳があると思います。
こんな文章を公に流してる人が医者だとは思いたくありません。
とても故人の冥福を祈ってるとは思えなく腹立たしい限りです。

投稿: | 2010年2月19日 (金) 01時44分

コメントありがとうございます。

「世間体」という表現は不適切だったかもしれません。

「尊厳死」。自分もこれには賛成ですし、
人生を責任を持って選択した人に対しては応援します。

しかし、世の中の100人に一人でも大声で文句を言うと、間違っていることになってしまうのがこの社会の現実です。

藤田さんの責任ある決定に対して、少数でも「手術を受けろ」と文句を言う輩が出てくるのを恐れたのだと思います。

投稿: プー | 2010年2月19日 (金) 09時21分

ありがとうございます。
誤解していたとわかりました。
とても失礼なコメントを残し申し訳ありませんでした。

投稿: | 2010年2月19日 (金) 18時10分

ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: プー | 2010年2月19日 (金) 23時17分

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