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2009年9月15日 (火)

産婦人科医が増えた

深刻な医師不足で、「医療崩壊の象徴」とされてきた産婦人科に明るい兆しが見えてきた。平成20年度の日本産科婦人科学会(日産婦)の新規会員数が447人となり、医療崩壊を加速させたといわれる16年の臨床研修制度導入前の水準を上回ったのだ。医学生の獲得に向けた日産婦や大学病院による活発なリクルート活動や国の支援策が奏功し、若手医師が産婦人科に戻りつつある。(長島雅子)

産婦人科医減少の傾向は10年以上前からありましたが、「崩壊」と言われるまでの状況になったのは、平成16年の臨床研修制度導入です。

それまでは、「人の誕生に関われる唯一の診療科だよ」とか言って新人をある意味騙して産婦人科の新人確保が行われていたのですが、臨床研修制度で各科ローテーションが行われるようになると、新人医師はいくつもの診療科を経験し、産婦人科の大変さが他の診療科と比べて明らかになってしまい、露骨に敬遠されるようになっていました。

記事にあるように関係各位の多大な努力の賜物でしょう。

平成18年に大野病院事件が勃発しましたが、それ自体があまり影響しなかったのは驚きです。或いは、これを機に産婦人科学会だけでなく医療界全体が無茶な訴訟に対して怒りの声を上げたのが追い風になったのではないかとも思います。関係者以外でも大勢の人達に関心を持ってもらう機会となったのも良かったのかもしれません。

さて、産婦人科は一息ついた形ですが、

実は今は外科がヤバイ

以下の記事は自分も検索するまで気がつかなかった位ですから、業界外の皆さんには聞いたこともない話かもしれません。

タイトルは、

外科医がいなくなる? 過酷な勤務状況で若手の外科離れが進行

要するに新人が外科を選ばなくなってきていると言うことです。

理由として主なものはやはり、激務、訴訟リスクです。

産婦人科と同様な流れなわけですが、社会における認知度において大きく後れを取っています。

自分は微力ながら応援しています。

皆さんも、そういう状況があると言うことは、頭の隅に置いておいて下さい。

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