このゲームはとにかく軍備が第一です。軍事力が強くて他国が手を出してこないからこそ内政も安心して行える、そんなゲームです。
さて、自国が強くなると、しばらくするうちに他の大国同士で戦争が始まります。場合によっては、小国に対する宣戦布告と武力介入という形かも知れません。1度切り抜けた戦争をまた仕掛けられるようなら未来はないと思って下さい。
その時に取るべき戦略は、
「川に落ちた犬は、棒で叩け」
です。
武士道精神に反しますが、弱肉強食の世界では、弱者をきっちり食っておかないと、次には自分が食われる運命となります。
具体的には、他国同士の戦争で均衡が破れたら、勝っている側で参戦して、負けている方の領土を分捕ってしまえということです。
こんな時に自国がポルトガルやスペインだったら、フランスに対して宣戦布告し、資源の多い領土などをどんどん奪い取るのです。骨の髄までしゃぶり尽くして下さい。こうしてこのゲームから1名脱落します。
このように弱い国から順に1つずつ消えてゆき、最後に残った国が勝利です。軍事力最強で居続けることが出来れば、難しいことではありません。
以下は各論となります。
・テクノロジーで、次の重要な目標は、「軽騎兵」「るつぼ行程」です。軽騎兵は、その機動力により1ターンで据付重火砲を攻撃可能であり、それ故に据付重火砲の射撃機会を消費させる非常に重要なユニットです。これが無い時代は、敵の要塞攻略に馬曳砲兵が多数犠牲になります。据付重火砲が登場してから軽騎兵が配備されるまで、非常に攻めづらい時代が続いているわけです。
最初に軽騎兵で突撃。その後砲兵が進撃。
・テクノロジー「据付攻城砲」が登場すると、再び攻城が難しくなります。そんな時は、軽火砲で壁を壊して軽騎兵に突撃させる、という方法もあります。
下の絵では、敵の上から2番目の据付攻城砲の前の壁を破壊しようというシーンです。壁を壊せばその後ろの据付攻城砲を攻撃しやすくなります。
・馬が足りない場合は狙撃歩兵の育成を急ぎましょう。
防御力は最強の「7」です。敵の据付攻城砲の射撃機会を消費するのに最適です。
・・・
そして遂に・・・
これを目指して頑張りましょう。
最後に少しだけ、不満を。
このゲームでは、宥和的植民地経営は征服戦略に対して圧倒的に不利です。実際の歴史もそうだったので仕方ないですが、ゲームの中ではこれに対するインセンティブが欲しかったと思います。例えば、新世界を征服すると時々反乱が起きるとか、宥和的な植民地では本国の食糧を消費しない原住民兵が育成されるとか、ゲームコンプリート時の得点が上がるとか。
弱肉強食で殺伐とした帝国主義時代のシミュレーションゲームなわけですが、少しくらいそんな優しさがあっても良かったのでは? とも思いました。
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