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2009年6月

2009年6月29日 (月)

マイケル・ジャクソンさんを遺族が独自解剖

マイケルさんの遺体を「遺族」が独自解剖とのことです。多くの苦しみから解放されてようやく楽になった故人を弄くり回すような人々のメンタリティーには吐き気がします。

薬の過剰投与は当然あったでしょう。しかしそこに至る背景があるわけで。遺族とやらは彼の抱えていた数々のストレスを共有したり和らげたりしてあげていたのか。普段は離れていて、亡くなった後に面倒を見ていた人を訴えるなど、まともな人間のすることではありません。

マイケルさんも草葉の陰で泣いているでしょう。それとも、Thrillerのプロモーションビデオみたいに、草葉の陰から出てくるかも!?

それにしても名作だ

http://www.youtube.com/watch?v=cIqj0xD7VCY

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2009年6月27日 (土)

マイケル・ジャクソンさんの死因

周知の通りですが、昨日マイケル・ジャクソンさんが亡くなりました。世界のスーパースターに哀悼の意を表します。

今日の日刊スポーツに載っていましたが、

デメロールの注射後に心停止

とのことです。

デメロールは一般名は塩酸ペチジン(注射液)、日本では「オピスタン」という商品名でも使われています。

強力な鎮痛・鎮静効果を持つ薬です。自分は胃カメラの時によく使います。

副作用として著しい血圧降下もあります。

特に、全身状態の悪いときに使用すると危険です。

日刊スポーツによると、マイケルさんは今年の2月から整形後のMRSA(という抗生剤の効きづらい菌)感染に悩まされ、或いは皮膚癌を患っていたかもとのことです。他にも訴訟や借金や来月のロンドンツアーのことなどで疲労・ストレスを抱えていたに違いありません。

そんな中での注射で、急激な血圧低下を起こしたのでしょう。

因みに、患者さんで「風邪に注射」を希望する人が多いですが、以前行われていたのに最近やらないのは、まさにこれが怖いからです。

マイケルさんも主治医もきっと分かってはいたのでしょうが、それでも使わないと居られないくらい、色々辛かったのでしょう。

今は安らかにお休みください。

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2009年6月26日 (金)

大阪で20代男性が結核で死亡

大阪市は25日、同市中央区の飲食店でアルバイトをしていた20歳代後半の男性(同区在住)が2月に結核で死亡し、同僚や友人ら20~30歳代の男女9人が感染したと発表した。

 市保健所によると、死亡した男性は一人暮らしで、2004年頃から同店の厨房で勤務。07年1月にせきが出始め、昨年9月以降、たびたび体調を崩し、同12月には働けなくなるほど容体が悪化したため退職。今年2月10日、一人で立てなくなった状態で救急搬送された病院で結核と診断され、専門病床で治療を受けたが、13日後に死亡した。

「働けなくなるほど容態が悪化した」時点で病院に行っていればこのようなことにならなかったのではないかと思うと残念です。病院に行くお金が無かったのでしょうか。

すっかり衰弱した状態から治療を始めても、最近の結核菌は多剤耐性化して治療が難しいので、救命は難しくなります。

それにしても、この男性はどこから結核菌をもらったのか。客の誰かからかも知れませんが、一人暮らしで生活も不規則という免疫力の弱い人に感染して発症してしまったと考えられます。

改めて、「結核は過去の病気ではない」と考えさせられるニュースです。

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2009年6月23日 (火)

さいたま市立病院で研修医が新型インフルエンザに感染

さいたま市立病院(同市緑区)は22日、臨床研修医の女性(24)が新型インフルエンザに感染したと発表した。海外渡航歴はなく、既に判明している感染者との接触もなかったが、18日夕~19日朝、救急外来の当直を担当した際、簡易検査でA型陽性が出た女性患者を診察していた。村山晃院長は「診察時に感染した可能性がある」と話している。

ついに医療従事者から発症者が出ました。

なあに、かえって免疫力がつく。

医者ないし医療従事者は病原体と頻繁に接触します。何年も仕事しているといつの間にか免疫がついて感染症に強くなります。しかし研修医にはまだそれがありません。ある意味必然と言えるでしょう。むしろ今のうちに感染しておくと秋以降に良いかもしれません。それにしても入院する必要はあったのか

あとは、この研修医から感染した人への対応がどうかということが問題になります。

濃厚接触者に対してタミフルを予防投与したと言いますが、この費用は誰が負担するのだ? ということです。

病院負担なのか、個人持ちなのか、それとも行政が後で補填してくれるのか、はたまた(経緯はよく分かりませんが)発熱外来でなく市立病院に来てしまった女性患者なのか。もしかして電話相談で一般病院へと指示を受けていたとしたら指示した保健所か??

個人的には、このような病気の流行は一般的には防ぎようがないので自己責任でやるしかないと思っています。行政が出してくれれば有り難いですが、総費用がいくらになるかも見当がつかない以上予算も組めないでしょう。

病院負担と言えば聞こえは良いですが、流行期に病院内で大量に感染した人達の入院費用まで含めて全て負担となれば、それによって潰れる病院、或いは診療拒否の病院が多発するでしょう。それは最も避けなくてはならない事態です。

この件の続報に注目です。

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2009年6月21日 (日)

金融庁がFXのレバレッジ制限

個人投資家に人気の「外国為替証拠金取引(FX)」で、金融庁が今夏からの実施を目指す規制強化に猛反発が起きている。預けたお金の何倍の取引ができるかを示す「証拠金倍率」の上限を現在の無制限から段階的に25倍まで引き下げる措置で、数百倍もの売買ができるギャンブル性の高い取引を制限するのが狙い。金融庁は29日まで一般から意見を募集した上で実行に移す構えだが、FX業者や投資家からは「投資は自己責任が原則」と反対の声が殺到。自民党内にも規制に否定的な声が多く、すんなり進むかどうか微妙な情勢だ。

やはり反対意見が多いようです。

基本的には、「投資は自己責任」です。

勝つも負けるも本人の問題であり、国に規制される謂われはありません。どうせ、財界から「FXよりも株に投資して欲しい」なんて言われて規制しようとしているに決まっています。

しかし個人的には、あまりの高レバレッジは好きではありません。

一つには、手数料無料・スプレッド1銭以下という業者のビジネスモデルが健全とは思えないことです。顧客に高レバレッジ・高回転の取引をして貰うことで稼ぐわけですが、本当にそれだけか? 実は独自に運用しているのでは?・・・ということは相場が予想外に動いたときに破綻する!?・・・その点まで含めて自己責任というなら、それも仕方ありませんが。

あと、雇用統計などの影響力の大きい経済指標が発表になるときに大量の注文が入って、スプレッドが開いたり約定しづらくなったり、とんでもない値で約定してしまいます。自分も一時は「ヘッドライントレード」をしていましたが、これのために今はやっていません。市場が麻痺してしまうほどの注文量はいただけないな、と思います。

まあ、半分負け犬の僻みが入っているような意見ですが。

金融庁は最終的にレバレッジ25倍を目指しているようですが、結局妥協して100倍、という辺りが落としどころなのかもしれません。或いはそのために当初無茶な主張をしているのでしょうか??

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2009年6月20日 (土)

新型インフルエンザ対策新指針に自治体戸惑い

 厚生労働省が19日に示した新型インフルエンザ対策の新指針に対し、自治体の間で戸惑いが広がっている。大幅な方針転換に「今までやってきたことは何だったのか」と疑問視する声もあり、同省は問答集の作成について検討を始めた。

本当は「今までやってきたこと」をしっかり総括しないといけないんです。

5月頭からやってきたことの何が正しくてどれが誤っていたか、を評価することが次の流行に備えるために必要なのです。

しかし、お上の体質なのか、それとも誤りを認めれば容赦なく叩くこの国のマスコミのせいなのか、その辺を曖昧にしたままです。これでは、今後の対策も従来の誤りを引き摺ることになるでしょう。

他、

岩手県の担当者は「2次感染を防ぐため待合室の設置などを求めているが、対応できない診療所が多い」

発熱相談センターが受診先を紹介する手順を省略できるようにした点について、同担当者は「既に定着した方法なのに、元に戻せば混乱する」と話す。

大阪府の担当者は「全件把握しないという考え方は本当にいいのか。指針の通りだと学校での集団発生を招くのでは」

と言った意見もありますが。

専用の待合室を用意できる医療機関はごく限られています。インフルエンザの流行期にその一部の医療機関だけに診療を任せていたら混雑しすぎて診療が不可能になるでしょう。

また、間違いなく季節性インフルエンザも同時期に流行し、区別のつかない状況になるので、一々鑑別することは調査のための検査以上の意味はないでしょう。

世の中の病気は新型インフルエンザだけではありません。むしろ、数多ある傷病のうちの1種に過ぎません。医療全体、或いは国家や世界を見渡してバランスの取れた効率の良い体制作りが必要です。

とりあえず宇宙の法則をを2つ述べておきます。

一部の免疫力の弱い人は、インフルエンザ発症を契機に死に至る。これを完全に防ぐには莫大なコストが掛かるので、現実的には不可能。

インフルエンザ流行期に医療機関に行く人は、自身がインフルエンザに感染する可能性がある。従って、医療機関に行く人は、そのリスクを上回るメリットが得られる見込みがない場合は受診しない方が良い。

皆さんの頭の隅に置いておいて貰えたらと思います。

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2009年6月18日 (木)

厚労省、新型インフルエンザ患者は原則自宅療養に方針転換

 厚生労働省は、秋以降に大流行が懸念される新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)について、国内対応を見直し、患者は原則入院せずに自宅療養とする方針を固めた。

ようやく普通の対応に向かい始めました。今回の新型インフルエンザが弱毒と判明してから随分時間が経っていますが。

厚労省としては今流行中のオーストラリアの状況を見定める必要があるとは言いますが、少なくとも今の日本において危険は極小でしょう。サッカー観に行った人達気をつけて

むしろ、秋以降の大流行、ひょっとしたら強毒化に向けて良い予行演習となりました。関係各位には本当にお疲れ様と言いたいです。

しかし秋以降に大流行したら大変なことになると思っています。

高齢化社会のこの国では、インフルエンザを発症したときに重症化するおそれのある人がたくさんいます。

その人達を受け入れるだけの病院の病室の空きがあるかどうか、非常に不安です。

この国の低医療費政策のお陰で病院の病室の稼働率は90%以上ないと経営が成り立ちません。アメリカなら6割でOK 新型インフルエンザが大流行し、インフルエンザ発症の高齢者が大量発生したら、あちこちの病院が満床になって本当の救急医療が出来なくなってしまうでしょう。

この国の医療の崩壊と、インフルエンザで高齢者が死亡することを受け入れる、という2択しか無かったら、我々はどちらを選ぶべきでしょうか。

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2009年6月15日 (月)

三沢光晴さんの死因は頚髄離断

今朝の日刊スポーツ1面からです。

13日の試合でバックドロップを受けて心肺停止となり亡くなったプロレスラー三沢光晴さんの死因が発表されました。

長年にわたって損傷を受け続けて弱くなった頚椎(首の骨)に今回の衝撃が加わって脱臼を起こし、頚椎内にある頚髄(脊髄神経)が(完全に?)切れてしまったようです。

そうなると中枢からの心臓を動かす指令が途切れてしまうために心停止となります。すぐに心臓マッサージが行われたようですが、三沢さんの分厚い胸を押して心臓を動かすのは困難です。

たとえ万一救命できたとしても三沢さんは指一本動かせず、死ぬまで人工呼吸器に繋がれたままとなります。誰もそんな三沢さんを見たいとは思わないでしょう。

自分はプロレスのことはよく分かりませんが、三沢光晴と言えば強面で緑色の(ロングタイツの)人、と覚えています。調べると、かつて二代目タイガーマスク、プロレス団体「ノア」の社長、大人物だったようです。

最近は興業面の不振に悩んでいたのでしょう。無理しても試合に出なくては、という状況が命を縮めたのかも知れません。

謹んでご冥福をお祈りします。

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2009年6月10日 (水)

少し太っているくらいが長生き

「太り気味」の体格の人の方が「やせ」よりも「普通」よりも長命、という厚労省の研究結果です。

宮城県内の40歳以上の住民5万人をBMI(Body Mass Index;体重kg÷(身長mの2乗))で体形を4分。BMIが18.5未満を「やせ」、18.5~25未満を「普通」、25~30未満を「太り気味」、30以上を「肥満」と分類、健康状態などを調査しています。

結果、最も長命なのが「太り気味」の群、最も短命なのが「やせ」の群でした。

かつては明治生命の統計でBMI22が最も長寿と聞いた気がします。随分と肥満側にシフトしたものです。

「肥満」の生命に関わる直接的な問題は心筋梗塞などの虚血性心疾患に尽きるでしょう。今は高血圧や高脂血症の治療も進んでいるので、その危険性はだいぶ下がっているのでしょう。

「やせ」がなぜ短命かは、おそらく栄養状態が悪く感染症や悪性疾患に弱いからでしょう。しかし「普通」より「太り気味」の方が長命というのはちょっとした驚きです。

「栄養不良」という病気とも言えない状態は、従来は現代医療の埒外でした。

最近になって病院ではNST(Nutrition Support Team;栄養サポートチーム)の活動が行われ始め、改善が図られていますが、欲を言えば病気で入院する前から個人個人が栄養についてもっと意識できるようだと良いのでしょう。

自分は現在BMI33なので、明らかに「肥満」です。「普通」になるには20kg以上も減量が必要でした。しかし「太り気味」までには10kg程度です。何とかなりそうな気がしてきました。

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2009年6月 9日 (火)

三ツ矢サイダーオールゼロの感想

先日紹介した、三ツ矢サイダーオールゼロを飲んでみた感想です。今更ですが。

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味は普通のサイダーと殆ど変わりません。また、従来のゼロカロリーのコーラに比べて変な後味がほとんどありません。

これは秀作と思います。

ただ、ゼロカロリー飲料の宿命ですが、エネルギーの欲しいときには適しません。

単に甘い物が飲みたいという時に飲むと、全く癒されないという問題があります。当然です。体が糖分を欲しているのですから。

そういうときにはアクエリアスのように糖分も含まれているドリンクを飲みましょう。

ゼロカロリー飲料は、他の何か(食事など)と一緒に飲むとストレスがありません。

欲求するカロリーと必要なカロリーのギャップを埋めるのが、正しい使い方ではないでしょうか。

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2009年6月 6日 (土)

2009年12月東京ディズニーランドの混雑予想

12月は当然ランドもクリスマスです。この間は毎週土曜は入場制限の可能性があります。あと、年末の混雑が読めません。去年は急な不景気で安近短の傾向が出たようですが、今年は果たしてどうか? 個人的には第二・第三の問題が噴出して更に景気が悪化するかも、と危惧しています。

ただ、たまには思い切り楽しんで憂さ晴らしをしたい気もします。

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2009年6月 4日 (木)

2009年12月東京ディズニーシーの混雑予想

12月はクリスマス真っ盛りとなります。当然、後になればなるほど混雑も増すでしょう。

キャンドルライト・リフレクションズは今年で見納めだそうです。自分も拝みたいですが、子供も小学校に上がって、行けるかどうか。

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逆に、この時期にブラヴィッシーモ!が休止だそうです。これが何を意味するか・・・? キャンリフを2回やるとか??

皆さん、寒さ対策を万全にしてお出かけください。

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2009年6月 2日 (火)

2009年5月東京ディズニーシーの混雑実績

スプリングカーニバルは、華やかで良いですね。パークのあちこちが綺麗な花で飾られています。

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また、ロストリバーデルタの奥地ではフェアリーに会えることがあります。しかしうちの息子はフェアリーとのグリすら泣いてダメでした。

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フェアリーズ・プリマヴェーラですが、6月1日の開催30分前では立ち見すら厳しい状況でした。楽しみたければ1時間以上前から待つ必要があるでしょう。但し、キッズエリアが設けられ、子供に限ってはキャラクタ達と間近に接することが出来たようです。

Plute

そんなわけで、5月はアトラクションの待ち時間以上に混雑したかも知れません。

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