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2008年12月21日 (日)

国立循環器病センターの治験について

まず、亡くなった少年のご冥福をお祈りします。ご遺族の悲しみもお察し申し上げます。自分も最近家族を亡くしたので分かるつもりです。

その上で。

新聞記事は:

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008121702000251.html

先程「サキヨミ」で報道されたことについて意見します。

「疑惑の治験」と。ポイントは2点でしょうか。

1 治験継続の必要性はあったのか

2 母親による代諾は妥当だったのか

1について。ご家族に治験を中止する自由はあったでしょう。しかし自分としてはむしろ、治験中止の必要性はあったのかという疑問を持ちます。治験中止によって得られるメリットはご遺族の感情だけです。このような不幸な転帰をたどった例こそ治験を継続して次に現れる患者さんのための役に立てるべきだと考えます。

2。はっきり言ってこれは法令の穴です。患者さんが小児・認知症老人に該当しないからといって、ではこのケースで誰と話をするのか。親しかいないでしょう。どこの業界でもあるでしょうが、この世界、法令の想定しないことが山のようにあります。それを現場の人間が悩んで何とか結論を出したものを素人が断罪するのは後出しじゃんけんを正当とするくらい愚かなことです。

中立的な専門家とか。それは良い考えでしょう。しかしそれのない現状では、仕方ないです。導入するとして、誰がそのコストを被るのでしょう? 病院がこれ以上被ったら潰れちゃいます。

容態急変自体が争点ではないのは唯一の救いでしょうか。

ともかくこれで、人工心臓の臨床導入は当分足踏みでしょう。

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