« クリスマスイベント | トップページ | クリスマスイベント続報 »

2008年10月24日 (金)

東京で脳出血妊婦死亡

東京都内の妊婦(36)が、今月4日に脳出血のために亡くなりました。

7医療機関が拒否し、最初に要請されて断った墨東病院が受け入れて治療に当たるも母体は亡くなったとのことです。

この件の後に関係者のコメントが出ていますが、頭部疾患を疑ったかどうかとか。

はっきり言ってそんなことはどうでも良いです。

医療関係者なら、奈良の大淀病院の一件から、妊婦+頭痛なら当然脳出血を念頭に置いたはずです。

それだけに、受け入れる病院としては産科とNICUと脳外科の3科にわたって空きが無いと受け入れられなかったわけです。今時そんな余裕のある病院はなかなか見つからないでしょう。

受け入れた墨東病院も大変だったでしょう。

今日の朝日新聞ですが、随分客観的です。

http://www.asahi.com/health/news/TKY200810230343.html

2006年の1年間に脳血管障害を起こした妊婦は184人。

脳出血の39人がコンピューター断層撮影(CT)による検査を受けて診断が出るまでの時間をみると、3時間以内に診断を受けた人で死亡したのは8%なのに対し、3時間以上では36%に達した。ただ、重い後遺症が残った人は3時間以内では7割にのぼり、3~24時間がかかった場合の5割よりも高かった。

ここがポイントです。診断が遅ければ9割、早期発見できたとしても8割は無事に帰れないのです。「重い後遺症」というのは、簡単に言えば一生寝たきりです。子供を育てるどころか母親が要介護です。精神的な問題を除けば、「死んだ方がマシ」な状況です。

これは、制度というより現代医療の限界です。出産は命がけ、ということを皆がもう一度しっかり考える必要があります。

Banner_03_5 よろしかったら応援クリックお願いします。

|

« クリスマスイベント | トップページ | クリスマスイベント続報 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/420968/24711040

この記事へのトラックバック一覧です: 東京で脳出血妊婦死亡:

« クリスマスイベント | トップページ | クリスマスイベント続報 »