あれから2週間
奈良県の妊婦流産の件は、諸氏のブログでも色々な意見が出ていますね。奈良県立医科大学附属病院のホームページが声明を出していたとのことで。
http://www.naramed-u.ac.jp/~hp/20070831.pdf
2人の当直医で5人の非軽症患者さんへの対応で一杯一杯だったようですが。この状況でもう一人、素性の知れない流産を受け入れていたら、他の患者さんに手が回らなかったでしょうね。
日本の産科はどんどん崩壊しています。うちも、3人目を作ろうとは言えない状況です。
昨夜の為替相場は、逝って半値戻しのような状況。原因は、
ブッシュ大統領:
「サブプライム借り手を支援するが、投機家を緊急援助する意向はない」
これでパニックにならなかったのだから、サブプライムローン問題はだいぶ終息に向かっているのではないでしょうか。
一方で、吉田恒氏のレポートが気になります。
98年の「為替史上最悪の日」。8/11のUSD/JPY(以下全て同様)147円から、大手ヘッジファンドの破綻懸念で9/11までに128円まで株・ドル急落。9/23にNY連銀がこれの救済策を発表。しかし10/6~8には、別のヘッジファンドの円キャリー巨額損失懸念で、3日間で135円→111円という大円高が起こりました。
翻って今回の問題。8/17の米公定歩合引き下げから2週間経ちました。そろそろ効果も切れるか? とは心配になります。そのための大統領発言でしょうし、日米欧の資金供給もあり。仮に100円割れが見えたときには日銀砲も出るでしょうから、可能性はとても低いでしょうけれど、リスク管理はしっかりやっていこうと思います。
長期はレバ3倍、短期ではストップを置いておくと。
ユニマットの短期取引の方では、種銭50万円で、10日間で+5万円くらいになっています。今はレンジ相場、素人でも勝てる地合でしょうが、大事なのは、勝つことよりも負けないこと。いつ大円高が来るか分かりませんので。
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