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2007年8月30日 (木)

今日のニュースから

再び奈良県~大阪府の妊婦さんの不幸な事故が・・・それにしても・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000041-mai-soci
要約すると、29日未明、20週の妊婦が切迫流産で救急車を呼んだが、近隣の産科が全て受け入れ出来ず、高槻市の病院に運ばれる途中で流産、そして救急車が衝突事故に巻き込まれた、というところでしょう。
毎日新聞は、
>女性は119番から車中で約1時間半も受け入れ先が決まらず、橿原市から約41キロも離れた高槻市の病院へ運ばれる途中だった。昨年8月には、奈良県の妊婦が転送先が見つからずに容体を悪化させて死亡しており、救急体制の不備が浮き彫りになった。
と、大淀病院の件を絡めて批判しています。しかも、当初、記事の見出しに「たらい回し」と付けて煽っていました。おそらく非難囂々だったので取り下げたのでしょう。
http://megalodon.jp/?url=http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070829k0000e040036000c.html&date=20070829120816
日本の産科医療は、激務と訴訟リスクにより、崩壊の一途を辿っていますが、毎日新聞が大淀病院の件を「放置」などと悪意を込めて報道したために、それが加速しています。十年後には、産科医療は、「お金持ちが、急患を受け入れない産院で出産」以外は自然に任せる状況になっているでしょう。
業界人の間では、産科崩壊は既に定説となっていますが、厚労省などが「もうダメです」とは言わないでしょう。自分たちが責任を取らなくてはならなくなりますから。斯くして、抜本的な対策も打てずに崩壊を指をくわえて待っているだけという現状が続いています。年金問題も国の借金の話にも通じるものがありますが。
妊婦の方には気の毒なことですが、夜中、高齢、流産歴あり、かかりつけ医なし、同居の男性って?、色々問題があるようです。

日本の産科医激減について、数字を出して説得力を持って語ってくださっているサイトがあります。ご参考までに。
読売新聞 全国 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060504ik03.htm
青森県 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070313140510.asp
横浜市 http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/21_knzw/2007_3/07_19/knzw_top1.html
女性産科医、神奈川県 http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/job/index.html
産科医の算数 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070212

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